こどもと行った牛丼屋さんで

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記事カテゴリ
雑輝
投稿日
2016年3月31日

20160331どうもご無沙汰しています(笑)
今日は「こんな嫌なことがあって…」という話ではなく
「むしろ、あって良かったな」という話を。。。

むしろ、あって良かったいい機会

先日
こどもたちを保育園に迎えに行ったあと
手早く支度をして外食&銭湯に行ってきました

夕食に入った牛丼屋さんでのこと
注文したお子様カレーが間違えて大人用のカレーで作られて出てきて
上の子は「かっら!」と言って半分も食べられず
下の子は「いたぁいぃ~!!!」と口を指差し泣きだして大半を残し
2度目の店員さんへの確認で間違いが判明

1度目の時、確認に戻らずに「大丈夫」って言っていたのは何だったの?
アルバイトに任せちゃうこの手のチェーン展開のお店はやっぱりお値段なりのサービスってことだわなぁ…
という僕の心の声はさておき(笑)

こういう時こどもを前にして
店員さんにどういうクレームの入れ方をするのか
親として背中を問われる場面です

こどもの前だったからか自然と親スイッチが入って
不満な「内容」は言葉に乗せても、不満な「気持ち」は言葉に乗せずに済んで
2度に渡る確認を経て間違いが判明し
「お店の人、間違えちゃったんだって」
「ごめんなさいって謝ってたし、誰でも間違えちゃうことあるもんね」
と言って、もう銭湯に行かなきゃならないので返金で対応してもらい
本来なら家に持ち帰っておやつに食べることになるお菓子とジュースを
「カレー食べれなかった分食べていいよ、今日は特別ね」
と言って食べさせ
大きな声で気持ちよく「ごちそうさまー!」と言ってお店を出てきました

4歳の上の子は、まだそれを不満と感じることもなく
「からい」「食べたくない」という、ただそれだけのシンプルな感情で
お店の人に対しての感情はまったく持ち合わせていない、そんなお年頃
そんな子を前に「不の気持ち」をあらわにして、店員さんに向ければ
4歳の子は恐ろしいほどに素直に「こういうときはこうするんだ」と
人間性の根本にそういう色を染めてしまいます
こういう時「どういう方向に考えて、どんな態度で接するのか」
こどもに教える非常に良い機会でした
一つ良い色を染めてあげられたかな。。。

それにしても…
こどもが一緒だったから良かったけれど
一人でこういう不手際に遭遇したら
きっと僕は、こんなにいい気持ちでお店を出られなかったなぁ…と
後から振り返って思い
ただ「親になる」というそれだけで学べる何かがあるんだなと

また
サービスに不手際があったときに
僕の場合は、僕自身がサービスを提供する側の人間として「ないでしょ」と思う方向からのイラッが出てしまうタイプですが
そういう方向でもなく
「ひどいよね」「サービスはきちんとして当たり前」「お金払ってるんだから」という方向でもない
「誰でも間違えちゃうことはあるよね」という「お互いさま」の方向に考えられるような
そんなこどもに育って欲しいなと思いつつ
それはそっくりそのまま自分に言えることでもあるなと

そんなことを深く思った出来事でした

余談

1週間くらい前にこどもと一緒に行ったお店で
料理が全然来ない不満を、自分の娘を前にして長々と店長に言い続けて
ずっと「申し訳ありません、申し訳ありません」と頭を下げ続けさせる親がいたり
こどもと遊びに行った先で
言うことを聞かない自分のこどもにこぶしを振り上げて見せて「ぶつぞ」と脅している親がいたりしたけれど
中学生くらいになるまではそういうのは見せたくないなぁ…と思いますね
「ぶつぞ」を見てすぐに「ぶつぞ」と真似した自分の子を見てぞっとしました。。。

ただ
「こどもの人間形成上、幼い時期にだけは見せたくない」というだけの話であって
店員に不満な気持ちをあらわにして言い続けることも「ぶつぞ」も
それ自体がいかんことだとは思いません
お店にしてみればお客様へのサービス提供に真摯になれる良い機会だし
「ぶつぞ」という脅しも、実は深い親子間のつながりあればこそのことかもしれないですからね

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雑輝
投稿日
2016年3月31日

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